【Excel】日付から年、月、日を抽出する【YEAR、MONTH、DAYを使う】

この記事では、日付から、年、月、日のみを抽出する方法について、ご紹介します。

年、月、日を抽出するには、YEAR関数、MONTH関数、DAY関数を使います。

年、月、日だけで、日付の解析などをしたい場合に使えます。

YEAR、MONTH、DAYは、「文字列の日付」からも年、月、日を抽出できるので、便利です。

「間違った日付」から、年、月、日を抽出した場合は、エラーとなってくれるので、間違った日付を発見できます。

では、日付から年、月、日を抽出する方法について、解説していきます。

Excelで、日付から年、月、日のみを抽出することができます。

それぞれ、年、月、日は、

で取得することができます。

やってみます。

「2021/5/1」から「年」を抽出してみます。

YEAR関数の入力は、次のようにします。

では、セルに入力してみます。

「2021」が取得できました。

「2021/5/1」から「月」を抽出してみます。

MONTH関数の入力は、次のようにします。

では、セルに入力してみます。

「5」が取得できました。

「2021/5/1」から「日」を抽出してみます。

DAY関数の入力は、次のようにします。

では、セルに入力してみます。

「1」が取得できました。

という感じで、年、月、日を抽出できます。

「2021/5/1」から年、月、日を抽出するExcel関数をまとめると、次のようになります。

セルに入力してみます。

結果は、それぞれ、「2021」、「5」、「1」が抽出できます。

年、月、日を日付に戻すには、DATE関数を使えばできます。

次のように、DATE関数への入力します。

では、セルに入力してみます。

結果は、「2021/5/1」となりました。

YEAR、MONTH、DAYと合わせて、DATE関数も覚えておくと、日付を扱う際に便利になります。

YEAR、MONTH、DAYは、文字列の日付からも、年、月、日を抽出することができます。

やってみます。

文字列の日付「"2021/5/1"」から、年を抽出してみます。

セルへの入力は、次のようにします。

では、セルへ入力してみます。

セルA1に入力した日付「"2021/5/1"」は、左に寄っているので、文字列です。

この文字列の日付からでも、「2021」を抽出できました。

文字列の日付「"2021/5/1"」から、月を抽出してみます。

セルへの入力は、次のようにします。

では、セルへ入力してみます。

文字列の日付からでも、「5」を抽出できました。

文字列の日付「"2021/5/1"」から、日を抽出してみます。

セルへの入力は、次のようにします。

では、セルへ入力してみます。

文字列の日付からでも、「1」を抽出できました。

こんな感じで、文字列の日付からでも、年、月、日を抽出できます。

間違った日付から、YEAR、MONTH、DAYを使って、年、月、日を抽出すると、エラーとなります。

間違った日付「2021/4/33」から、YEAR、MONTH、DAYを使って、年、月、日を抽出してみます。

入力する数式は、こんな感じです。

では、セルに数式を入力してみます。

結果は、すべて「エラー」となりました。

ちゃんと正しい日付かを判定して、年、月、日を抽出してくれるところがいいですね。

日付＋時間から、日付だけを抽出する方法です。

INT関数を使います。

日付の演算をするのに、時間がいらない場合とかに、使えます。

日付＋時間から日付だけを、INT関数を使って抽出してみます。

INT関数の入力は、次の通りです。

では、INT関数をセルに入力してみます。

結果は、「2021/5/1 0:00:00」となりました。

この時点で、シリアル値から時間は、無くなっています。

ただ、「0:00:00」の表示がいらないので、表示形式で「yyyy/m/d」の形式にします。

「短い日付形式」を選択します。

結果は、「2021/5/1」となりました。

これで、日付＋時間から、日付だけを抽出できました。

次の数式を入力して、確認してみます。

では、セルに入力してみます。

結果は、「TRUE」となりました。

「2021/5/1」の日付だけを、抽出できています。

この記事では、日付から、年、月、日のみを抽出する方法について、ご紹介しました。

年、月、日を抽出するには、YEAR関数、MONTH関数、DAY関数を使います。

年、月、日だけで日付の解析などをしたい場合に、使えます。

YEAR、MONTH、DAYは、「文字列の日付」からも年、月、日を抽出できるので、便利です。

間違った日付から抽出した場合は、エラーとなってくれるので、間違った日付を発見できます。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。